本記事では、生成AIを使って作られた「面白い」画像にスポットライトを当てていきます!AIでの画像生成といえば、美麗な風景やアニメ風のイラストが得意ですが、面白い作品も作ることが可能です。今回は、実際に試行錯誤しながら生成した画像の中で、わりと面白かった画像をピックアップして紹介していきます!
本記事ではChatGPTを使用して画像を生成しています。使い方などは下記記事にて紹介しています。
AIでの画像生成で面白い画像を作るには
生成AIはプロンプト(指示文)に基づいて画像を作ります。そのため、プロンプトの工夫次第では意外性のある画像が生成されることもありますし、予想だにしないような画像を生成する場合もあります。このような要因が複合化して、面白いAI画像が作つことが可能です。
プロンプトとして狙って面白い画像を生成したい場合には、特に以下の要素を組み合わせると良いかと思います。
- おかしなキャラクター設定
- 例:「大きな犬が小さな猫にプレゼンテーションをしているシーン。犬はスーツとネクタイを着て、スクリーンには『今日のごはん』と書かれている。猫は真剣な表情で耳を傾けている。」
- 例えば人間的な仕草や表情をする動物を描くことによって、場合によっては想像を超えるユーモアな画像となったりします。
- 矛盾する指示を組み合わせる
- 例:「日本の伝統的な茶室で、着物姿の侍がカップラーメンをすすっているシーン。侍の隣には猫が正座している」
- 現実的にはなさそうな、ギャップのある光景をAIが忠実に再現しようとした結果、シュールな画像になることも。
- パロディや風刺を生かす
- 例:「モナリザが現代のファーストフード店でアルバイトをしているシーン。エプロンを着けて微笑みながら、お客さんにバーガーを手渡している」
- 名画や有名キャラクターを現代のシチュエーションに持ち込んで、文化的なギャップからの面白さを生み出します。
ここまでで挙げたプロンプトは、「非日常」「ギャップ」「文化的な背景」「共感性」を重視して設計しています。笑いや驚きを誘発するには、現実ではあり得ない状況や、意外性のある組み合わせが重要ですね。
実例:生成AIで作った面白い画像紹介
それでは以下にAIで生成した面白い画像を紹介していきます。
1. 猫系のAI画像
スーパーハッカーな猫
エナジードリンクによってスーパーハッカーとして覚醒した猫。頭の中は2進法でいっぱいに。
カオスな部屋。後悔する猫。
シーリングファンで遊んでいただけなのに、こんなことになるなんて…。
裏切りの猫
モニターに自分の顔が映っていて、「裏切りもの」って書かれていたら、それは驚愕しますよね。お菓子や、いなりずしなんて食べている場合じゃない。
キーボードキング?
スーパーハッカーとなった猫のその後の姿。こうして他の猫たちから崇め奉られたのでした。
マウス違い
ネズミっぽいような、マウスっぽいような
選ばれしアヒルと猫
黄色いアヒルから漂う圧倒的なオーラ量に、驚きを隠せていない猫。
2. ネットミーム系のAI画像
サングラスをかけた犬と宇宙猫とピザ
情報量が多すぎてカオス感が出ていますが、何を伝えたいのか一切分かりませんね…。
アヒルのおもちゃと自撮り
念願のアヒルのおもちゃを手に入れて狂喜乱舞して、SNS用に自撮りしている様子。
3. 日本のサラリーマンをモチーフにした画像
相撲コスプレ?
凄い一体感の高さ! きっと体育会系の会社ですね。
駅のホームで集団謝罪
これが最新の謝り方のポーズ!日本人が本当に謝りたいときにはこうするのです。
積み重なったお好み焼き?
気合さえあれば、何枚でもひっくり返せるはず!
路上で桜を食べ始めるサラリーマン
路上で、カバンの上に器を置いて、アグレッシブに桜を食べていく。これは時間がないときの、伝統的な日本のサラリーマンの食事風景です。
4. アニメをモチーフにしたAI画像
アグレッシブ転倒
パンをくわえて登校するのも、バナナの皮で滑って転ぶのもお約束ですが、バナナそのもので転ぶのはAIならではの謎解釈です。
トラの召喚
魔法でトラを召喚したが、そんなに怖くなかった的な。
衝撃の大きさ
パフェがあまりにも大きくて、リアクション芸人も顔負けの驚愕の表情に。
5. 風刺画スタイルのAI画像
積み上げられていくグローバルイッシュー
山のように積み上げられたグローバルイッシュー(国際問題)に頭を抱えている各国首脳の風刺。
パブリックオピニオンのすごろく
パブリックオピニオン(民衆の意見)ですごろくを振って、頭を抱えている首脳陣。あながち間違っていないので、AIは良い風刺家になれそうです。
まとめ:生成AIで面白い画像も作ってみよう
今回は面白いAI画像について取り上げてみました。生成AIで作る面白い画像は、思わず笑ってしまうものから感心するものまで幅広く楽しめます!また狙ったプロンプト通りにならない方が却って面白いこともありますので、中々奥が深いと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。それではまた次の記事でお会いしましょう!
最後に、真面目なAIイラストを作りたい場合に、下記記事にてプロンプトをまとめていますので、こちらもよろしければどうぞ。
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