ChatGPTを利用していると、時折アクセス出来なかったり、動作が遅いなどのトラブルに遭遇することがあります。このようなときの確認に使えるサイトについて具体的に紹介したいと思います。
ChatGPTの動作が遅い、応答しないとき
まずよくあるパターンですが、ChatGPTの動作が遅い、または返事がない場合には、サービス全体のステータスを確認することが重要です。OpenAIの公式ステータスページにてリアルタイム情報を確認することが出来ます。
- OpenAIの公式ステータスページ: OpenAI Status
- 利用方法: サービスの稼働状況や混雑状況、障害情報をリアルタイムで確認できます。また、過去90日間の障害情報についても確認することも可能です。
アクセスすると下記のような画面が出てきます。Todayのところが緑色であれば正常ですが、暖色系、特に赤色だとシステム全体がダウンしている可能性が考えられます。
逆に緑色にも関わらず、動作に問題がある場合は、ネット環境やPC、ブラウザなどの不具合を疑った方が良いかもしれません。
似たような問題が起きていないか知りたいとき
たとえば、ChatGPTのページが真っ白だったり、サイドバーの履歴がなくなった場合には、強制的な再読み込みをするためにCtrl+F5を押したり、ブラウザを再起動することが一般的には有効です。
ですが、こういった対処をしても解決しない場合は、他の人も同じような問題を経験している可能性がありますので、公式のコミュニティフォーラムやRedditで解決策を確認するのが良かったりします。英語にはなるのですが、リアルタイムのディスカッションが行われているため、他ユーザーからの助言を得ることもできます。
- OpenAIコミュニティフォーラム: OpenAI Community Forum
- 利用方法: 他の人が直面した問題や解決策についての投稿がありますので、検索して探してみることが出来ます。
- Reddit: r/OpenAI
- 利用方法: OpenAIをテーマとした掲示板がありますので、他のユーザーからの助言や解決策が得られるかと思います。
使い方が分からなかったり、特定のエラーメッセージが出たとき
ChatGPTの使用方法でわからない部分があったり、または何らかのエラーメッセージが発生して、対処の仕方に苦労しているような場合には、OpenAIの公式ヘルプセンターから探してみるのも一つの手です。よくある質問やトラブルシューティングがあります。
- OpenAI公式ヘルプセンター: OpenAI Help Center
- 利用方法: 使用方法やトラブルシューティングに関する公式ガイドやFAQが掲載されています。具体的な問題やエラーコードを入力して検索することで、関連する解決策を見つけることができます。
例えば、下記のページにはエラーメッセージがまとまっていたりします。
このページにある各エラーメッセージの内容を簡単にまとめてみたのが下記になります。
‘Something went wrong.’
数分後に再度試してください。無料ユーザーは、トラフィックの多い時間帯に断続的なサーバーエラーが発生する場合があります。新しいチャットを開始すれば解決する場合もあります。
それでも問題が解決しない場合は、VPNとWebプロテクトを無効にする必要があります。別のネットワークを使用して再度お試しください。
‘An error occurred while connecting to the websocket.’
ネットワーク設定を確認してください。該当する場合は、VPNとWebプロテクトを無効にする必要があるかもしれません。それでもうまくいかない場合は、別のネットワークに接続してみてください。
‘Hmm…something seems to have gone wrong.’
ChatGPT側の問題の可能性がある模様。問題が解決しない場合は、サポートチームまでご連絡ください。
‘A network error occurred. Please check your connection and try again.’
ネットワークエラー。該当する場合は、VPNとWebプロテクトを無効にしてみてください。それでもうまくいかない場合は、別のネットワークに接続してみてください。
‘We detect suspicious activity.’
このエラーは通常、ボットが検出された場合に表示されます。ボットではないにもかかわらずこのエラーが表示される場合は、VPNまたはネットワークの設定が原因である可能性があります。可能であれば、別のネットワーク経由で接続してみてください。
‘There was a problem preparing your chat.’
現在有効にしているURLブロッカーや拡張機能がChatGPTの読み込みを正しく妨げている場合は、それをオフにする必要があります。
メッセージが表示されない
見慣れないブラウザや不要なブラウザ拡張機能がChatGPTの正常な動作を妨げている可能性があります。
まとめ
今回はChatGPTでトラブルが起きた際に確認するページを幾つか紹介してきました。ユーザーが増えているせいか、結構動作が不安定になることも多いですので、困ることも出てくるかと思います。そんなときに、この記事が役に立つと幸いです。
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